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透明なゴールド色だったオイルに苛性ソーダの液体が加わっていくとだんだん白っぽくなっていきました。ここから休むことなく20分はかき混ぜるとのことなので、グルグルと頑張って休まずかき混ぜました。
オリーブオイルだけのせっけんはトレース(かき混ぜているうちに、泡立て器からしたたる生地で表面に「の」の字が書けるくらいになることだそうです)のでるのが遅いとは知っていましたが、それでも20分かき混ぜただけでは、全くトレースのかけらもない状態でした。
20分のぐるぐるのあとは、1時間に1回くらいかき混ぜてはまたラップをかけておく、といったことを繰り返し、丸一日経ったのですが、それでもトレースは出ませんでした。(ちなみにこのせっけんを作った時期は寒〜い寒〜い1月でしたので、気温もかなり低めでした)

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オリーブせっけんは長いときは24時間くらいでトレースが出るということなのですが、既に24時間は過ぎていたので、「失敗かなあ?」と思いながらも、冬だから温度が低いせいではないかと思い、2時間ほど湯煎で温めてみました。
するとどうやらトレースっぽいと思われる状態(でも初めてなので確かにそれがトレースなのかは確信はなかったのですが)になりました。
色も美味しそうな黄色みがかったクリーム色。

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そうこうしているうちにすっかり固まりはじめてしまい、(とっくにトレース状態を通り越している!ヤバイ!!)急いで型入れした。
型は、レシピ本の通り、牛乳パック2個を合わせたものを使用しました。

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型入れ後の、さっぱりタイプとしっとりタイプです。
見た目は全く変わりません。
この状態で発泡スチロールの箱に入れて24時間保温しました。(この間にさらに鹸化が進むんだそうです)
ちなみに、この凧糸で縛っているのはせっけんのタネの重みで、紙の牛乳パックの中央部がビローンとゆがんでしまうため、(せっけんの形が崩れてしまう)前田式ではこのように凧糸で引き締めている、というワケなのですが、私はこれがめんどくさいので、これを凧糸の変わりにセロハンテープで代用しています。それのほうが楽ですよ〜。おすすめ。

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もっと早く型入れすればよかったのですが、固まりかけで型入れしたので、表面がでこぼこになってしまいました。まあ、ご愛敬です。

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